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ハードウェア
・ポリメイトプロ MP6000/MP6100
・ポリメイトポケット MP208
ソフトウェア
・CDM-DSAリアルタイム解析モニター
FEEDBACK機能オプション
外部シリアル出力機能オプション
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任意のチャネルを選択しDSA表示によるフィードバックや特定の周波数を設定し、その瞬時振幅値を棒グラフや円グラフ、音によってフィードバックすることができます。さらに振幅値の変化を外部にリアルタイム出力できます。
FFT方式ではなくてCD方式を採用しているためにリアルタイムフィードバックが可能になります。
ニューロフィードバックとは脳活動を反映する指標(特に脳波)を用いてその振幅や周波数の変化を音や図形の変化に変調し、被験者自身が意識的に変化させることにより病態やパフォーマンスを改善するもので、生理指標全般を対象とするバイオフィードバックと区別されています。
脳波を使ったニューロフィードバックの代表例として以下の研究があります。
1.アルファ波:リラクゼーション
2.アルファ/ベータ比:ADHD
3.ガンマ波:運動想起などのBCIでの訓練
4.SCP(Slow cortical potentials):ADHD てんかん (neuroConn社)
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周波数帯域の設定
周波数帯域の設定は最大8帯域まで
任意の周波数で登録できます
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外部シリアル出力機能オプションを使用することにより、ユーザーサイドでシリアルデータ受信プログラムなど用いて、独自のニューロフィードバックを構築することができます。


SCPは0.5Hz以下脳波で、その電位を画像の変化としてニューロフィードバック訓練する研究が多く、国内においてはTakahashiら1)が、ADHD患者を対象ににNFBを行い、その効果をCNV振幅の増大を報告しており、Fumuroら2)は、パーキンソン患者を対象にNFBを行い、MRCPのBP成分の振幅増加を報告しています。
また、てんかん患者の発作回数が減少したという研究がRockstrochら3)によって報告されています。
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1)Takahashi et al.,Changes in negative and positive EEG shifts during slow cortical potential training in
children with attention-deficit/hyperactivity disorder: a preliminary investigation, Neuroreport.2014
May 28;25(8):618-24.
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2)Fumuro et.al.Bereitschaftspotential augmentation by neuro-feedback training in Parkinson’s disease
Clinical Neurophysiology Volume 124, Issue 7, July 2013, Pages 1398-1405
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3)Rockstroh,B et al., Cortical self regulation in patients with epilepsies. Epilepsy Research , 14, 63-72 1993.