ポリメイトは小型軽量で、ワイヤレスでもデータ収録ができるなど機動力に優れており、複数人同時測定(ハイパースキャニング)の研究に適しており、以下のような応用が考えられます。
●個人の脳活動からは知りえない複数人との同期活動する脳の研究
●対面での会話において左下前頭皮質の同期活動の研究
●感情の表出や協調・共感を生む非言語的なコミュニケーション手段の研究
●実際に複数人で協調して行う際の脳活動の研究
Bio File Collection Toolプログラムで最大4ファイルまでの合成が可能
PSG共通フォーマット(Ver.1.10)ファイルを最大4ファイルまで、開始位置を合わせて1つのファイルに合成できます。また、オプションとして最大16ファイルまで対応可能です。
グループ作業時などの同時計測データの比較解析に
音楽鑑賞、複数人で操る人形操作、会議など同一環境下で収録された複数人のデータを1つに合成して解析することができます。これにより、被験者間の生体情報の関連などを比較解析できます。
違う環境下で測定された複数データの比較解析に
室温18℃と30℃の環境下での測定データや異なるフレグランスが漂う室内での測定データなども、1つのファイルに合成することで、環境の違いによる経時的変化の比較解析ができます。
EEG CDM(脳波CDM解析)プログラムで短い時間の出来事を解析可能
Complex Demodulation Method(CD法)で解析することで、短時間分解能の帯域周波数解析を行うことができます。各被験者の短時間の変化の違いを観察できます。
2名の音楽鑑賞中の脳波
被験者A,Bで同じ音楽を聴いている時の
周波数変化を時間周波数解析で表示