ミユキ技研
ミユキ技研のブログです。
ここでは、医療機器の情報や最新のお知らせから社内の日常的な出来事まで幅広くご紹介してまいります。

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記事一覧

暮らしやすい町作り

雑記

さいたま新都心駅駅に「補助犬トイレ」があります。
介助犬を連れた車いすユーザーが
犬の排泄物を処理しやすい高さの排泄スペースや、
汚れを流すシャワー、手洗い器、リードをつなぐフックが整備されています。

補助犬とは、盲導犬、聴導犬、肢体不自由者の日常生活のサポートをする
介助犬の総称です。
この介助犬たちはたちは屋外での排泄もしっかり訓練できています。
が 生き物なので排泄があります。

このような施設があることで 飼い主も補助犬も安心できますね。
介助犬トイレは、成田空港や羽田空港、福岡空港などにも設置されています。
wanntoire
もっともっと広がって
肢体不自由者も補助犬も安心して暮らせる町が増えますように!
記・三代川


WIN-WINの関係性

雑記

オランダのとある老人ホームの話です。

学生を対象として 月に30時間のボランティアをすると
無料で部屋を貸す という試みをしたそうです。
元々ボランティア精神の強いオランダの風潮もあり
多くの学生の申し込みがあったそうです。
学生は家賃がタダになりますし、老人ホームは介護士の負担が減り
若い学生が老人のボランティアをすることで世代間のコミュニケーションも増える。
WIN-WINの関係性が確立され、
この仕組みを多くの老人ホームが真似るようになり、
今オランダではこの仕組みがとても流行っているそうです。
ろうじん
これ とても面白い取り組みですね。
日本でも流行るかもしれませんね。

記・三代川


みんな仲良く?

雑記

日本の小学校では 授業に 道徳 があり
1年生で「みんな仲良く」を目標にあげたりするようです。
しかしヨーロッパ圏の小学校では

「好きではない友達とは仲良くしなくてもいい。
 ただし 好きではないお友達の意見も尊重すること。
 そして 好きではないお友達と同じグループになった場合も
 協力しあっていい成果を得ましょう。」

という教えになるそうです。
日本よりヨーロッパ圏の方がイジメが少ないと言われているのは
もしかしたらこういう考え方の差があるかもしれないですね・・・
zuttomo
記・三代川


遠い青い海の言葉

雑記

沖縄 多良間島の方言で り の半濁音があります。

多良間島は宮古諸島と八重山諸島の中間的な位置にあり
多良間方言も宮古語と八重山語の中間的な特徴を示す興味深い変種です。
「り゜」「に゜」等見慣れない文字が使われますが
これは こうでなければ表せない発音で
り と り゜
に と に゜ は全然違う音の出し方だそうです。

「り゜」は口角を横に引き、舌先を上の歯茎に付けて発音します。
ちょうど英語の「L」を発音する感じです。
他にも「イ゜」は舌先を下の歯茎に付けたままで「イ」と発音します。

言葉は話す人がいなくなった時、消滅してしまう無形文化です。
いつまでも いつまでも大事にして欲しいです。
tarama
記・三代川


76回目の終戦記念日

雑記

「花があったら」

昭和二十年三月十日の(東京)大空襲から三日目か、四日目であったか、
私の脳裏に鮮明に残っている一つの情景がある。

永代橋から深川木場方面の死体取り片付け作業に従事していた私は、
無数とも思われる程の遺体に慣れて、一遺体ごとに手を合わせるものの、
初めに感じていた異臭にも、焼けただれた皮膚の無惨さにも、
さして驚くこともなくなっていた。

午後も夕方近く、路地と見られる所で発見した遺体の異様な姿態に不審を覚えた。

頭皮が焼けこげ、着物が焼けて火傷の皮膚があらわなことはいずれとも変わりなかったが、
倒壊物の下敷きになった方の他はうつ伏せか、横かがみ、仰向きがすべてであったのに、
その遺体のみは、地面に顔をつけてうずくまっていた。

着衣から女性と見分けられたが、なぜこうした形で死んだのか。
その人は赤ちゃんを抱えていた。
さらに、その下には大きな穴が掘られていた。
母と思われる人の十本の指には血と泥がこびりつき、つめは一つもなかった。
どこからか来て、もはやと覚悟して、指で固い地面を掘り、赤ちゃんを入れ、
その上におおいかぶさって、火を防ぎ、わが子の生命を守ろうとしたのであろう。

赤ちゃんの着物は少しも焼けていなかった。
小さなかわいいきれいな両手が母の乳房の一つをつかんでいた。

だが、煙のためかその赤ちゃんもすでに息をしていなかった。

わたしの周囲には十人余りの友人がいたが、だれも無言であった。
どの顔も涙で汚れゆがんでいた。
一人がそっとその場をはなれ、地面にはう破裂した水道管から
ちょろちょろこぼれるような水でてぬぐいをぬらしてきて、
母親の黒ずんだ顔を丁寧にふいた。
若い顔がそこに現れた。
ひどい火傷を負いながらも、息のできない煙に巻かれながらも、
苦痛の表情はみられなかった。
これは、いったいなぜだろう。美しい顔であった。
人間の愛を表現する顔であったのか。
だれかがいった。

「花があったらなあーー」

あたりは、はるか彼方まで、焼け野原が続いていた。
私たちは、数え十九才の学徒兵であった。

学徒兵で被災処理班として働いていた須田卓雄さんによる
1970年12月29日付朝日新聞の記事より。


ニンニ

雑記

フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの
「ムーミン・シリーズ」と呼ばれる一連の小説と絵本ご存じでしょうか。
日本でも「楽しいムーミン一家」等というタイトルでアニメになっていたので
あのカバのような愛くるしい顔を思い浮かべる事が出来ると思います。
たくさんのキャラクターが出てきますが、
トーベ・ヤンソンが独自に創造した架空のいきものであり、
人型の登場人物も人間ではなく、同様に架空の小人の一種だそうです。

そのなかに 「顔のない子」ニンニ というキャラクターがいます。
継母から酷い扱いを受けていたニンニは姿が見えません。
しかし、怒りを表現するときだけ顔が見えるのです。
怒りを表現出来たときに取り戻せるのが顔だということです。
ニンニが助けを求めて大声を出した事をきっかけに
ニンニがハキハキ話せるようになったのをみたムーミンが
「怒ってみたらいいのかも」と提案したり、
「こんなふうに怒るんだよ」と、怒ってみせてあげる場面もあります。
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このキャラクターは怒りについての心理教育として
多くの大学の心理の授業で取り上げられます。

記・三代川


第44回日本神経科学大会

学会情報

第44回日本神経科学大会
2021年7月28日(水)~31日(土)
神戸コンベンションセンター
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久しぶりの現地開催の機器展示に参加してきました。
会場とオンラインのハイブリッド開催ということで、
どの程度の先生方が来られるか解らない不安の状況でしたが、
出展場所がポスターセッションの会場横という立地で、
予想よりも多くの方がブースに来てくださいました。
新製品で初めて展示をする「集束超音波刺激装置」や「経皮的耳介迷走神経刺激装置」
に興味を示してくださる先生が多くいらっしゃいました。
大変ありがとうございました。
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学会期間中は感染者数がかなり増えている状態ですので
コロナ禍が無事に収まってくれることを祈るばかりです。

記:伊藤


キャッシュレス時代

雑記

最近コンビニのレジがキャッシュレス決済になっています。
カード払い、スマホID払い、ペイペイやら・・・・
多種多様な支払い方法があって難しいです。

ただ、コンビニのレジ横にはたいてい募金箱があり
NPO法人や被災者に寄付が行くようになっています。
キャッシュレスによりこの募金箱がカラになっているようです。
募金箱
細かいおつりが出ないと当然そうなることは想像できます。
記・三代川


碓氷峠

雑記

中山道 碓氷峠に
数字ばかりで作られた有名な歌があります。

「八万三千八 三六九三三四七 一八二 四五十三二四六 百四億四百」
「やまみちは さむくさみしな ひとつやに よごとみにしむ ももよおくしも」
「山道は 寒く寂しな 一つ家に 夜毎身にしむ 百夜置く霜」

という語呂合わせの歌です。
読み人知らず のようですが興味深いです。

記・三代川


自転車ロードレース

雑記

7/25 日曜日 いつも通り車で買い物に出かけました。
家を出てすぐに道路沿いに大勢の警察と自衛隊。
ハッとい気づいたときには道路が閉鎖されました。

オリンピック自転車ロードレースでした。
府中から御殿場 富士スピードウェイまで自転車で走るのですが
車で高速を使っても時間がかかる距離です。
しかもこの暑さの中で。まさに熱い戦いです。

時速60㎞以上も出るという自転車、目の前を通ったのは一瞬の出来事。
ロードレース
しかし 今回無観客のオリンピックの中、
目の前で見れたというのは本当に幸運でした。

記・三代川


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