きつねのよめいり
太陽が明るく出ているのに 雨が降っている状態
を お天気雨 といいますが
それを日本の多くの地域で狐の嫁入りと言います。
日本で結婚式場が普及していなかった昭和中期頃までは、
結婚式は結婚先に嫁いでゆく嫁が夕刻に提灯行列で迎えられるのが普通で、
その提灯行列は狐が婚礼のために灯す提灯と見なされました。
晴れているのに雨が降る「天気雨」は怪奇現象として扱われ、
同じく狐に化かされているのではないかという意味合いから、
「狐の嫁入り」と呼ばれるようになったようです。
トルコでは天気雨のことを「悪魔の結婚式」と言い
フランスは「羊の結婚式」と言う
韓国だと「虎の婿入り」と言うそうです。
ちなみにバングラディシュでも「狐の嫁入り」だそうです。
なぜ世界の多くが 結婚式 なのか・・・
謎です。
記・三代川
2022年11月29日