雨のにおい
これを書いている今日 雨が振っています。
雨の日の通勤は憂鬱ですが
雨のしっとりとしたにおいは嫌いではありません。
雨のにおいは ペトリコール という名称があります。
暖かく乾いた天気が続いた後、雨が降ったときのよい香り です。
ペトリコールの成分は植物による原因物質が岩石などに含まれている油で、
放出後、岩石などに蓄積されます。
この他にも土壌細菌が作り出すゲオスミンなど複数の物質が、
雨の匂いを構成する要素となります。
雨粒の落下によるエアロゾル発生によりペトリコールのにおいがするため
エアロゾルが多く現れる軽く中程度の雨のときににおいがしますが
土砂降りの時には雨のにおいはあまりしないようです。
記・三代川
2020年5月18日