お後がよろしいようで
落語家さんが自分の落語のオチを終えたあと
「お後がよろしいようで」
と落語を終わらせるのをご存知でしょうか。
私は 特にこの言葉の意味を考えたこともなく、
オチの締めの言葉だと思っていたのですが これが間違いでした。
「お後がよろしいようで」
この言葉の意味は、後の方(次の方)の準備が出来ました。
だそうです。
落語の順番は後の人のほうが芸暦や格が上ですから、
「もっといい落語家の準備が出来たので 私はここでもう下がります」
と謙遜して次の方の呼び込みをしていたんですね。
言葉というのは難しいですが 意味を知ると楽しくなり、
私は早速落語でも見に行ってみようかと検索をしています。
記・三代川
2018年10月11日