ホットな話題のランチョンセミナーとシンポジウム
見上げれば、すっかり梅雨空です。
学会シーズンで奔走している毎日です。今週と来月早々に脳機能研究におけるホットな話題に関する講演がありますのでご紹介します。
1 ロボット技術を使った定量的な脳機能解析
京都国際会議場で行われる「Neuro2013」の6月20日ランチョンセミナー3にて、ミユキ技研が共催してカナダ・クイーンズ大学のStephen Scott教授をお招きします。
Scotto教授はバイオメカニクス研究の権威で、先生の開発したKINARMを使って運動機能・知覚機能・認知機能を定量的に評価するシステムを紹介します。
これらの脳機能は主観的な評価で行われることが多く、定量評価は難しいと言われておりました。
ご興味のある方は是非ご覧ください。詳しくはこちら
2 うつ病治療のホットな話題!
精神科治療学における薬物治療以外のニューロモデュレーションの歴史と最近の世界的動向について、この分野における研究でご活躍の、神奈川県立精神医療センターの中村元昭先生をお招きして、7月6日東京大学・伊藤国際学術研究センターで開催されます「第15回日本ヒト脳機能マッピング学会」ランチョンセミナー2をミユキ技研が共催します。詳しくはこちら
3 TMSとtDCSを使った脳機能連絡の解明
大脳半球間の神経連絡の研究が盛んですが、それはTMSの出現によって脳を非侵襲的に刺激できるようになったからです。
同じく、7月6日の「第15回日本ヒト脳機能マッピング学会」のシンポジウム4でミユキ技研が共催し、最先端の研究者が最近の研究を紹介します。
また、tDCSの研究でイギリスを拠点に国際的に活躍されている金井良太先生が来日し、非侵襲的脳刺激の現在についてお話しいただきます。 「第15回ヒト脳機能マッピング学会」
関係者の方々にとって、大変有益な講演の数々です。 是非、ご参加いただければと思います。
記・白澤
2013年6月19日