EMSE(エムゼ)物語
脳波(脳磁図)解析プログラムEMSEは、
現在米国Cortech Solutions, Inc.で販売されていますが、
ルーツは1990年にBTI社(世界で初めて脳磁計を発売した会社)
の技術者であったRichard E. Greenblatt 氏がサンディエゴに
Source Signal Imaging, Inc.,を設立してからです。
その後NeuroScanのCurryソフトの開発に携わっていた
Mark E. Pflieger氏が加わり現在のEMSEに至ってます。
EMSEソフトウェアは、MRIとEEGを組み合わせたマルチモーダル脳イメージングプログラムです。
(海外ではエムシと発音されています)
EMSEの最大の利点はMRI画像の加工ソフトが組み込まれていることです。
これにより被験者個人の実形状モデルを使った信号源推定が可能になります。
しかし、購入の予算が足りない場合は、
DataEditorというMRIとの融合解析を行わない部分だけの購入が可能になり、
予算に合わせてグレードアップができることも大きな利点です。
DataEditorは価格60万円で類を見ない低価格な脳波解析プログラムです。
DataEditorに含まれる機能は
・各社EEGデータの解析
・フィルタリング
・加算
・Power Spectrum
・Time Frequency Analysis
・ICA/PCA
・Coherence
・2次元マッピング
・多被験者の自動解析
先ずは使ってみてください。デモ大歓迎です。
AS
2017年6月5日