宝石色の花
ヒスイカズラ というフィリピン原産マメ科の花があります。
名前のとおり、宝石のような翡翠色の花が1m程にも大きく垂れ下がります。
アントシアニンとサポナリンという無色のフラボノイド成分が含まれているため
コピグメント効果という現象がおこり、がくや花の茎が紫色になります。
そして色素が含まれている細胞のpHがアルカリ性であるため
花の色は翡翠色になるそうです。
そしてこの翡翠色を好むコウモリが花粉の媒介者になります。
絶滅が危惧されている貴重な花ですが
日本では関東だけでも15箇所以上の植物園等で見ることが出来ます。
3月~4月上旬が開化時期です。
是非 見てみてください。
記・三代川
2017年3月21日