ミユキ技研
ミユキ技研のブログです。
ここでは、医療機器の情報や最新のお知らせから社内の日常的な出来事まで幅広くご紹介してまいります。

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異文化理解

雑記

海外でビジネスを行う際には「異文化理解」が必須です。

その重要性を示す例としてよく挙げられるのが
「ディズニー最大の失敗」と言われる東京ディズニーランドです。
東京ディズニーランドは世界で唯一ディズニー社が出資していません。
日本の企業である、㈱オリエンタルランドが
ライセンス契約で運営しているディズニーランドです。

ディズニー社は日本人がアメリカ人に比べ全然飲食代を使わないのを見て、
東京ディズニーランドは儲からない、と判断しました。
(アメリカのディズニーランドの収益の多くが飲食代であるため)
そのため直接の経営をせず、ライセンス契約で東京ディズニーランドを作りました。
しかし、出来上がってビックリ。
日本人は飲食代は使わないが「かなりの土産代を使う」という文化があったのです。
アメリカには職場や学校でお土産を渡すという文化がありません。
実際アメリカのディズニーランドのお土産コーナーは日本ほど充実していません。
なので日本人がめちゃくちゃお土産を買うという購買行動が読めず
ライセンス契約にしたことで莫大な利益を逃してしまった。
海外ビジネスでは異文化理解がないとディズニーでさえ失敗するという話です。

ちなみにヨーロッパの人々の国民性は、
アメリカ人ほど飲食代を使わず、日本人ほどお土産も買わないので、
そのどちらもあまり収益があがらず、
ディズニーランド・パリの不調の要因の一つと言われているそうです。

記・三代川


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根も葉もない話

雑記

ラフレシア という花があります。
東南アジア島嶼部とマレー半島に分布される、世界一大きな花として知られています。
花は 肉が腐ったような腐敗臭でとても臭い。
その臭い匂いでハエ類を引き寄せ受粉します。

この花はちょっと他の植物とは違っています。
なにしろ植物なのに 根も葉もない んです。
光合成もしません(葉が無いから当然と言えば当然)
ラフレシアは「寄生植物」だからです。
完全寄生性で寄生に特化して進化した種です。
ラフレシアの個体が宿主植物の細胞内に糸状の組織を発達させていて、
寄生先の植物の細胞と密接に結合し、
そこから水分や栄養素を直接吸収するということまでわかっています。
ラフ
いつか生で見てみたい、嗅いでみたいですね。
記・三代川


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人手不足を解消するには

雑記

今、日本では各業界で今人手不足が起きています。
ところが・・・・

群馬県にコストコ(アメリカの倉庫型スーパー)が出来ることになり
時給1500円でアルバイトを募集したところ、
応募が大殺到したそうです。
群馬のその地域では周りの時給は850円程度。
1500円という好待遇に応募が殺到したということです。

また栃木県にある、那須ハイランドパークという遊園地では
この夏、時給2500円のアルバイトを募集したところ
こちらも応募が大殺到、雇用倍率10倍にもなった時点で応募を締め切りました。
思い切った時給を提示して有能な人材を短期で確保し、
顧客サービスのさらなる向上を図ることが目的だそうです。

そう、人手不足は賃金でいくらでも解消出来るのです。
企業側は 賃金目当てではなくやりがいをある人を雇いたい。
という傾向があるようですが その考えはもはや古い、
令和の働き方とは乖離した考え方のようです。
いい人材が欲しければアルバイトでもそれ相当の手当てを出すという時代のようです。

記・三代川


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生体信号計測ハンズオンセミナー

学会情報

2024年9月26日、27日の2日間に渡り
ミユキ技研セミナールームにて
「生体信号計測ハンズオンセミナー」(追加)を開催しました。
(今回は8月末に開催した際に台風の影響で来られなかった方向けの実施です。)

26日は、生体電気信号計測の座学と脳波計測の実習
実際に国際10/20法の19ch分脳波電極を装着しました。
どんなアーチファクトが混入するのか、どんな波形が現れるのかなど
実習を通して、色々見ていただきました。
はんぞん
はんぞん2
27日の午前中は事象関連電位に関する座学と計測実習
事象関連電位のP300計測を実際に参加者の方に被験者をやってもらい
体験していただきました。
課題を提示して、P300の有無でどれを選んだか当てるゲームも行いました。
上手く当てることができ、盛り上がりました。
はんぞん3
27日の午後は、ポリグラフ計測の座学と計測実習
心電図、筋電図、呼吸、皮膚電位活動など様々な指標の計測を行いました。
実際にポリグラフでどんな反応が出るかなどを見てもらいました。
虚偽検出検査課題も試しにおこないまして、見事当てることができました。

今回もトラブルなくセミナーを終えることができ、ほっとしております。
セミナー中も積極的にご質問いただいたり、議論が交わされており、
参加者の皆様のお役に立てたのではないかと思っております。
実際にアンケートでも参加してよかったというお声をいただきまして
誠に嬉しく思っております。
ご参加いただき誠にありがとうございました。

ポリメイトシリーズを開発・製造・販売しているメーカーとして
製品の基本の使い方の知識をお伝えできるように
今後も定期開催したいと考えております。

次回は、来年春ごろの開催を考えております。
ご興味がありましたら、ご参加いただけますと幸いです。

記:伊藤


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