甲羅の上の世界
5月20日付けの学術誌「Diversity」に掲載された論文によると、
アカウミガメは平均3万4000匹もの小型底生動物を
背中に乗せていることがわかったそうです。
あるアカウミガメは、線虫、甲殻類の幼生、エビなど、
約15万匹もの生物を運んでいたようです。
ウミガメにヒッチハイクしている生きものがいることは、以前からわかっていたことです。
しかし、ここまでの数と多様性があるということ、それはもう
ウミガメの背中には「世界」があるということです。
これがわかったというニュースは私をドキドキさせました。
さて 私が生きているこの世界は
どんな生き物の背中の上なのでしょう。
記・三代川
2020年7月27日