第42回日本てんかん外科学会
第42回日本てんかん外科学会/第58回日本定位・機能神経外科学会
1月24日ー26日に都市センターホテルで開催された学会展示では
高密度脳波計と脳波判読プログラムPersystを展示しました。
高密度脳波計は通常の脳波計では検出できない、
脳の内側での異常活動を捉えることができるために
近年その需要が高まりつつあります。
現在国内では3つの施設で稼働中です。
今回の学会でもその報告があり、多くの参加者にその有用性を紹介することができました。
また、てんかん発作に伴う筋電図が原因して肝心の発作時の脳波が見えなくなる問題は
長い間、解決できない問題として諦められておりましたが、
Persystという脳波判読プログラムの出現によって発作時の脳波変化が見えるようになりました。
これによりてんかん診断が少しでも高まることを期待しています。
記・白澤
2019年1月28日