秋の七草
春の七草 を知っている人は多いのですが
秋の七草 はご存知でしょうか。
春の七草が七草粥にして 無病息災を願うのに対し、
秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しむものです。
万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が 秋の七草の始まりです。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
最初の歌で「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」と歌い、
次の歌で7草の種類を歌っています。
秋は紅葉のイメージがありますが、花もまだまだ美しい季節です。
秋の七草、探してみてください。
記・三代川
2018年10月4日