PVDFセンサは日本で発見された
Dymedix呼吸センサに使われているPVDFセンサは2つの特性をもっています。
1つは熱を電気信号に変える特性、2つ目は圧力(振動)を電気信号に変える特性です。
この2つ目の特性を発見したのが、小林理研(現在のリオン株式会社)の河合平司博士で1969年のことです。
(http://www.kobayasi-riken.or.jp/news/No77/77_5.htm)
PVDFフィルムは医療のみでなく様々な分野で応用されていますが、このPVDFセンサの発見についてはあまり知られていないのでここでご紹介いたしました。
Dymedix社は呼吸センサとして応用しその特性の応答性や直線性が評価され、2012年AASMが努力性呼吸センサ(胸・腹センサ)として推奨しました。
記・白澤
2013年11月1日